プロギングとは
「ゴミを拾いながらジョギングする」
SDGsスポーツです。
スウェーデン語のPlocka Upp(拾う)とJogging
(走る)を組み合わせた言葉で、ヨーロッパを中心に流行しています。
インスタグラム投稿はとても多い!
2021年12月時点で Instagramのハッシュタグで検索するとたくさんの投稿が!
『#plogging 』→23万件
『#プロギング』→1.4万件
現在も投稿は増加中です。
プロギングに必要な物
プロギングに必要なものは
・ゴミ袋
・軍手
・トング
(軍手とトングはどちらかあればOK)
走りながら落ちているゴミを見つけ、拾ってゴミ袋に入れていきます。
プロギングをやってみた感想
プロギング静岡ではゴミ袋は配布され
2〜3人1組でチームを組み
交流をしながらプロギングをします。
いつも通勤で使う道でも、気が付かないだけで意外と多くのゴミが落ちています。
初めてプロギングを開催した時はあまりの多さに驚きました。
最初に開催した袋井プロギングでは、全員が拾ったゴミをまとめて重量を測ると13kgになりました。
プロギングが開催される場所によっては
ゴミの重さを競い合ったり
健康重視で距離を走ったり
燃えるゴミのみ拾う
などやり方はさまざま。
プロギング静岡では
30分〜1時間のコースをゆっくりのペースで周るので、体力に不安のある方やお子様連れでも安心してご参加できます。
プロギングのメリット
プロギングを実際に体験して感じたメリットを3つ紹介します。
様々な人と交流ができる
健康になる
街が綺麗になる
1.さまざまな人と交流できる
プロギングはさまざまな経験を持っている人が参加するため、日常生活の中ではなかなか出会えない人たちと年齢関係なく交流することができます。
「街をきれいにしたい!」という素敵な心の持ち主が集まるのでいい人脈になるでしょう。
スポーツを通して多様な価値観の人と一緒に活動することで視野が広がり、コミュニケーション能力も高められます。
環境問題についての知見が深い参加者も多いため非常に勉強になります。
2.健康になる
プロギングは
ランニングと比較して運動量が1.2倍と言われています。
運動効果としては
・ジョギングの走る運動
・ゴミ拾いの「しゃがむ」スクワット運動
・重くなっていくゴミ袋を持つ運動
足の腿やふくらはぎは大きい筋肉の為、筋肉をつけることで基礎代謝が向上します。
そのため、プロギングは
・ダイエット効果
・運動不足解消
にもなります。
ゴミを拾いながら、話しながら、楽しく運動できるので継続もしやすいです。
3.街がきれいになる
ゴミを拾いながらジョギングをするので当然街はきれいになります。
しかし、1回でゴミを拾える量は地球全体から見ると非常に小さく
「環境問題に対して効果があるのか」
と疑問を持たれるかもしれません。
その中でも大切にしているのが
拾う姿を見せることで、ゴミを捨てさせないという点です。
ゴミを拾う人も、その姿を見た人も
環境問題に対して1人1人に当事者意識を持たせる
ことを目的としてプロギングを行います。
まとめ
プロギングを体験すると、
今までは気にも留めなかったような道に落ちているゴミが気になります。
日常で無駄遣いされているものに気づけるようになります。
1人の力ではどうにもできないことでも、たくさんの人が同じ意識を持って行動すれば、少しずつ地域が変わっていくのを感じました。
交流をして楽しく。
走って健康に。
環境にやさしく。
是非、プロギングへ参加してみませんか。
▼プロギング静岡開催イベント
プロギング静岡
静岡県内で環境問題へ取り組む団体です。
掛川市、袋井市、磐田市、静岡市、川根本町、浜松市(北区)、焼津市の7市町村でプロギングを開催。
2050年には魚よりもゴミの量が多くなると予測されています。
子どもや孫の次世代へこの環境問題をそのまま託すのではなく
「今」地域にいる大人たちで、「今」出来ることから始めようとプロギング静岡を創設しました。
「静岡を足元から変える」を理念に環境問題へポジティブに立ち向かいます。
プロギングの他にも
・市の広報誌
・メディア出演
・学校関連SDGs授業
・企業レクリエーション
・イベント企画運営
など様々な角度から環境問題へ取り組みます。
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